笑顔と思いやりの訪問介護

訪問介護の仕事は、利用者さんが快適に生活するためのサポートを行う『人と接する仕事』です。

人と接する仕事において忘れてはいけない介護職員としてのマナーについて考えてみましょう。

まず気を付けたいのが、身だしなみについてです。

多くの介護現場では制服が支給されますが、その制服は常に清潔感のある着こなしを心掛けましょう。

ピアスやネックレスなどの不要なアクセサリーは外し、職場の規定ではなくても利用者さんのTPOに応じた身だしなみをすることが好印象に繋がります。

利用者さんや家族とのコミュニケーションが円滑に行われるためには、常に笑顔を絶やさず相手に寄り添った姿勢で接することが大切です。

日常業務を行う上では、馴れ馴れしい口調や、流行っている言葉、専門用語は避けて基本的には敬語で話し、聞き取りやすくハキハキとした声で話すことを心掛けましょう。

言葉遣いや態度に気を配り、丁寧で分かりやすいコミュニケーションで接することがポイントです。

訪問介護の仕事は大変なこともありますが、介護のプロとして辛い顔をみせるのではなく、利用者さんを笑顔にできるようにサポートしていきしょう。

利用者さんと会話をする際には、疲れた表情で話を聞き流すのではなく、しっかり目を見て話を聞き、明るい表情で相槌をうち、会話を楽しんでいることが伝わるようなコミュニケーションを心掛けてください。

そして、最も重要なのはお互いを思いやり、尊重し合うことです。
利用者さんやご家族の立場を理解し、それに寄り添う姿勢が何よりも大切なのです。